エナジーボールは健康に良いだけじゃない!砂糖不使用でも甘くておいしいスイーツの魅力を大特集

エナジーボールは健康に良いだけじゃない!砂糖不使用でも甘くておいしいスイーツの魅力を大特集

2024.12.27

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健康

美容

「エナジーボール」や「ブリスボール」と呼ばれるスイーツを知っていますか?


ドライフルーツ、ナッツ類、粉類を、1:1:1ぐらいの割合でつくるスイーツで、フードプロセッサーがあれば、焼いたり揚げたりする必要もなく簡単に作れます。


エナジーボール(ブリスボール)は栄養価が高く、幅広い活用方法があるため、最近注目を集め始めています。


今回は、エナジーボールが何かという基本的なことから、その魅力、基本的な作り方、活用方法などを詳しく紹介します。


健康的なスイーツに興味がある方や、おいしいスイーツに興味がある方は、ぜひご覧になってください。

 

 

エナジーボール(ブリスボール)とは

「エナジーボール」と聞くと、ポケモンの技を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

今回取り扱う「エナジーボール」は、「ブリスボール」とも呼ばれるヘルシーなスイーツのことです。


エナジーボールはオーストラリアで生まれ、クッキーやパンケーキなどとは異なり、オーブンやフライパンなどで焼かずに作ることができます。

材料となるのは、ドライフルーツとナッツ類、オートミールやココナッツパウダーなどグルテンフリーの粉類で、これらをフードプロセッサーで砕き、ボール状に丸めたら完成です。


砂糖不使用、添加物不使用、グルテンフリーが基本なので、健康的で安全性も考えたスイーツと言えます。

そのため、エナジーボールは健康志向の高い人から広まっていったようです。


現在は日本でも知名度が上昇しており、エナジーボールの専門店ができ、コンビニやスーパーで販売されたこともありました。


エナジーボールの魅力

エナジーボールには、たくさんの魅力があるのですが、そのなかでも代表的な3つの魅力を紹介します。


魅力①砂糖不使用でも甘くておいしいスイーツ

エナジーボールに、デーツ、レーズン、ドライいちじくなどの甘さの強いドライフルーツを使用すれば、砂糖を使っていなくても十分に甘いスイーツになります。

そのため、健康や美容、ダイエットのために砂糖を控えたいという方におすすめのスイーツです。


あまり甘くしたくないという方は、甘みの弱いドライフルーツを使用すれば、甘さを抑えることができます。

また、注意点としては、ドライフルーツには砂糖を使用しているものもあるので、エナジーボールにするドライフルーツは、砂糖不使用のものを選んでください。


魅力②不足しがちな栄養素を補うことができる

エナジーボールは、ドライフルーツとナッツを使用しています。

そのため、カリウムやβ-カロテンなどの不足しがちな栄養素を補うのにもピッタリです。


それではどのような栄養素が含まれているのか、エナジーボールによく使われるドライフルーツとナッツで具体的に紹介します。


 

プルーン

レーズン

デーツ

アーモンド(乾燥)

熱量

211kcal

324kcal

281kcal

609kcal

たんぱく質

2.4g

2.7g

2.2g

18.7g

脂質

0.2g

0.2g

0.2g

51.8g

炭水化物

62.3g

80.3g

71.3g

20.9g

果糖

12.0g

31.7g

29.9g

tr

ブドウ糖

24.6g

28.6g

29.1g

tr

食物繊維総量

7.1g

4.1g

7.0g

10.1g

水溶性食物繊維

3.4g

1.2g

1.5g

0.8g

不溶性食物繊維

3.8g

2.9g

5.5g

9.3g

β-カロテン

1100μg

11μg

160μg

3μg

ビタミンB1

0.07mg

0.12mg

0.07mg

0.20mg

ビタミンC

0mg

tr

0mg

0mg

葉酸

3μg

9μg

19μg

65μg

1.1mg

2.3mg

0.8mg

3.6mg

0.27mg

0.39mg

0.40mg

1.17mg

カリウム

730mg

740mg

550mg

760mg

カルシウム

57mg

65mg

71mg

250mg

リン

69mg

90mg

58mg

460mg

マグネシウム

40mg

31mg

60mg

290mg

食塩相当量

0g

0g

0g

0g

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年

 

注意

  • データは100g中に含まれる量です。
  • 「tr(微量、トレース)」は、最小記載量の1/10以上5/10未満が含まれていることを示します。
  • 「μg」は、100万分の1グラムを表します。

ドライフルーツのプルーンとレーズン、そしてアーモンドは、ナトリウムの排出を助けるカリウムが700mg以上も含まれています。

デーツはこの3つに比べると少ないものの、それでも550mgです。


また、プルーンは、強い抗酸化作用のあるβ-カロテンが 1100μgと圧倒的に多く含まれています。

反対にドライフルーツやナッツは、添加していなければ塩分は0gのものが多く、塩分を控えたい方にもおすすめです。


魅力③自分好みのアレンジがしやすい

エナジーボールは、ドライフルーツ、ナッツ類、粉類を、だいたい1:1:1の割合で作ります。

砂糖・添加物不使用、グルテンフリーなどの縛りも一応ありますが、そこまで厳密ではありません。


そのため、ドライフルーツをアプリコットや干し柿などにしたり、ナッツもクルミを使用したりなど好きなものに入れ替え可能です。


粉類も、きな粉や抹茶などでアレンジできますし、グルテンアレルギーでなければ、グルテンが含まれている小麦粉を使っても問題ありません。

また、表面にきな粉や抹茶、ココナッツパウダー、ラズベリーパウダーなどをまぶすことで、カラフルでオシャレな見た目にアレンジするのもおすすめです。


1:1:1の割合さえ崩れなければ、ボール状にできるので、数種類のドライフルーツやナッツ、粉をミックスしても問題ありません。


ただし、組み合わせによっては、味がいまいちになる場合もあるので、トライアンドエラーで色々チャレンジするのがおすすめです。

自分のベストマッチを探してみましょう。


エナジーボールの基本的な作り方

エナジーボール(ブリスボール)はアレンジがしやすいので、使う材料も様々です。

ここでは簡単に作れる、基本的なエナジーボールのレシピを紹介します。


【材料(直径3cm10個分)】

  • デーツ(デグレットノア種):40g
  • レーズン         :20g
  • アーモンド        :60g
  • オートミール       :40g
  • ココナッツパウダー    :20g
  • 水            :適量

エナジーボールは、ドライフルーツ、ナッツ類、粉類の割合が、1:1:1になるのが黄金比だと言われています。

今回は、ドライフルーツのデーツとレーズンが合計60g、ナッツ類のアーモンドが60g、そして粉類のオートミールとココナッツパウダーの合計が60gで、1:1:1にしています。


【作り方】

①フードプロセッサーに、デーツ、レーズン、オートミール、ココナッツパウダーを入れ、ドライフルーツがペーストに近い状態になるまで撹拌します。


②ドライフルーツと粉類がペーストに近い状態になったら、フードプロセッサーを停止します。

水分が少なく、ボール状にできないようでしたら、水を加えてください。


水分が多すぎてもボール状にできないため、水は少量ずつ加えましょう。


③ドライフルーツと粉類に問題がなければ、アーモンドを加え、粒が残る程度に数秒だけ撹拌してください。

粒を残すことでアーモンドの食感を楽しめます。

(粒の食感が必要なければ、①でアーモンドも一緒に撹拌します)


④ラップに包み、押し固めながら球体にすれば完成です。


お好みで、ココナッツパウダーを表面にまぶしてください。

同じ材料で、見た目の違う2種類のエナジーボールを作ることができます。


エナジーボールのアレンジと活用方法

【エナジーボールの魅力】でも紹介しましたが、エナジーボールは素材のドライフルーツ、ナッツ、粉を、好みで変更して幅広いアレンジが可能です。

そのため、多くのシーンで活用することができます。


エナジーボールで便秘の改善

ドライフルーツには、食物繊維が豊富に含まれている種類が多くあります。

そして、食物繊維は便秘改善に大きく影響する栄養素です。


食物繊維不足は便秘の原因にも

食物繊維が不足すると腸内環境が悪化し、便秘になりやすくなります。

2020年版の「日本人の食事摂取基準」には、1日の食物繊維の摂取目標を18〜64歳の女性が18g以上、65歳以上は17g以上と記載されています。


男性の18〜64歳だと21g以上、65歳以上では20g以上です。

17〜21gなら簡単に摂取できそうですが、食物繊維は意外に含まれておらず、思ったように目標値を摂ることができません。


そのため、食物繊維の多いドライフルーツなどを含む食品を、おやつとして摂取するのがおすすめなのです。


便秘による悪影響

ここで便秘による悪影響を確認しておきましょう。


  1. 便秘を放置すると腹痛やお腹が鳴る、おならが出るなどの症状が現れ、胃の働きも悪くなり、食欲が低下することもあります。
  2. 便秘が原因で、肌が乾燥したり、ニキビや吹き出物ができたりする恐れがあります。
  3. 便秘になると体臭や口臭がきつくなる場合があります。
  4. 便秘はむくみや肥満も引き起こします。
  5. 便秘になると、腸内の悪玉菌が増加して腸内環境が悪化し、免疫機能の低下に繋がります。
  6. 便秘が続くと、体調が悪くなり身体が重く感じて、疲れやすくなる恐れがあります。

便秘改善はダイエットや美肌にもつながる

便秘による悪影響の中には、肥満や肌荒れが含まれます。

食物繊維を摂取することで便秘を改善できれば、肥満や肌荒れも解消され、結果としてダイエットや美肌にもつながるのです。


便秘改善におすすめのエナジーボールレシピ

食物繊維の不足を補うのにおすすめなのが、ドライいちじくです。


ドライいちじくの食物繊維量(100g中)

  • 食物繊維総量  :10.7g
  • 水溶性食物繊維:3.4g
  • 不溶性食物繊維:7.3g

ドライいちじくは、食物繊維が単純に多いだけではありません。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の含有量が、ほぼ1:2で理想的な割合なのです。


水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の働き

水溶性食物繊維は、善玉菌を増やして消化吸収を穏やかにしてくれます。

また、不溶性食物繊維は、有害物質を吸収して排便を促すのです。


【材料(直径3cm10個分)】

  • ドライいちじく  :40g
  • プルーン     :20g
  • クルミ      :60g
  • オートミール   :40g
  • ココアパウダー  :20g
  • 水        :適量

食物繊維をより多く摂るために、粉類も食物繊維が豊富なココアパウダーにしています。

作り方は、【エナジーボールの基本的な作り方】で紹介した手順と一緒です。


エナジーボールで自分に足りない栄養を補給

健康や美容の基本はバランスの取れた食事です。

しかし、三度の食事だけで身体に必要な栄養素をすべて摂取するのは、簡単ではありません。


特に世代を問わず、不足しやすいと言われているのが、タンパク質、ミネラル、ビタミンです。


エナジーボールでタンパク質を補給するには

タンパク質が多く含まれる食材は、鶏のササミなどの肉類、カツオの刺身などの魚介類、そして大豆製品などがあります。

エナジーボールの粉類に、大豆製品のきな粉を使用することでタンパク質を摂取可能です。


エナジーボールで補給しやすいミネラルとは

ミネラルとは、生体を構成する酸素、炭素、水素、窒素以外のものの総称です。

自然界には100種類以上のミネラルが存在しており、通常の食事からでは不足しがちなミネラルは「必須ミネラル」と呼ばれています。


必須ミネラルと不足しがちな4種類のミネラル

現在、必須ミネラルと考えられているのは、カルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(S)、塩素(Cl)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)、ヨウ素(I)、セレン(Se)、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)の16種類です。


その中でも、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛の4種類が不足しやすいと言われています。


エナジーボールはカリウムと亜鉛の補給にピッタリ

カリウムは、きな粉やアーモンド、そしてレーズンなどに豊富に含まれています。

また、松の実には亜鉛が多く含まれており、これらはエナジーボールの材料にして摂取可能です。


不足しがちなビタミンはエナジーボールでの補給に向かない

不足しやすいと言われているビタミンは、ビタミンB群とビタミンDです。

これらのビタミンは肉や魚に多く含まれています


ドライフルーツやナッツ類、オートミールやきな粉など、エナジーボールの材料となるものにはあまり含まれていません。

そのためエナジーボールは、ビタミンB群とビタミンDの補給には向いていないと言えます。


不足しがちな栄養補給におすすめのエナジーボールレシピ

タンパク質とカリウムを摂取できるきな粉と、亜鉛を摂取できる松の実を使ったレシピを紹介します。


【材料(直径3cm10個分)】

  • デーツ(デグレットノア種):20g
  • レーズン         :20g
  • 松の実          :20g
  • アーモンド        :60g
  • きな粉          :60g
  • 水            :適量

タンパク質とカリウム、2つの不足しがちな栄養素を豊富に含んでいるため、使用する粉物はすべてきな粉にしました。

作り方は、【エナジーボールの基本的な作り方】で紹介した手順と一緒です。


エナジーボールでトレッキングの栄養補給

エナジーボールは、トレッキングやトレイルランニングなどの栄養補給にもピッタリです。


トレッキングとは

「トレッキング」は「登山」とは異なり、山頂を目指すのではなく、山道などを散策するイメージです。

トレッキングには、川に沿って歩く「リバートレッキング」や、稜線を何日も歩き続ける「ロングトレイル」などもあります。


さらに、マウンテンバイクなどで登山道を走ることも、「トレッキング」と呼ばれることがあり、幅広いスポーツです。

また、「トレイルランニング」は、山や森などの自然の中の道を走るスポーツで、ランニングとハイキングの良いとこ取りをしています。


トレッキングやトレイルランニングをする場合、なるべく荷物をコンパクトにしたいので、栄養価が高く、疲れを癒やす甘さもあるエナジーボールは、おすすめの食料と言えます。


トレッキングにおすすめのエナジーボールレシピ

今回は、タンパク質や不飽和脂肪酸が豊富に含まれているナッツ類を、ミックスで使用しています。


【材料(直径3cm10個分)】

  • いちじく            :20g
  • クランベリー  :20g
  • レーズン    :20g
  • くるみ                :20g
  • アーモンド         :20g
  • カシューナッツ  :20g
  • オートミール  :40g
  • ココアパウダー :20g
  • 水       :適量

作り方は、【エナジーボールの基本的な作り方】で紹介した手順と一緒ですが、最後にココアパウダーを表面にまぶしておくと、べたつきにくくなります。


トレッキングの最中は、手を洗う場所を見つけるのも大変です。

ココアパウダーなら、手についても払えばほとんど落ちるので、べたつくよりは気になりません。


また、トレッキングやトレイルランニング以外のスポーツでも、エナジーボールはエネルギー補給におすすめです。


エナジーボールを携帯して非常食に

地震や大雪、台風などで交通機関が麻痺し、帰宅することが困難になることがあります。

帰宅困難者となった場合の非常食としても、エナジーボールはおすすめです。


エナジーボールには豊富な栄養が含まれていますし、甘いものには心を落ち着かせる効果もあります。

出先で災害に遭った時に、空腹だけではなく心も癒やすためにも、エナジーボールは携帯非常食として最適です。


普段のおやつとして、少し多めにエナジーボールを携帯してはいかがでしょう。


非常食にもおすすめのエナジーボールレシピ

【材料(直径3cm10個分)】

  • デーツ(デグレットノア種):40g
  • プルーン         :10g
  • クコの実         :10g
  • アーモンド        :60g
  • オートミール       :60g
  • 水            :適量

作り方は、【エナジーボールの基本的な作り方】と一緒です。

クコの実は非常に栄養価が高く、デーツやプルーン同様、スーパーフードと呼ばれています。


ただし、食べ過ぎると吐き気、腹痛、嘔吐、そして下痢を引き起こす場合があり、注意が必要です。

エナジーボール1個につき、含まれるクコの実は1g程度なので、それほど神経質になる必要はないかもしれません。


しかし、食べ慣れない方は、1日に3粒ほど食べてみて体調に変化がないか確認しておきましょう。


今回、非常食におすすめと言うことで、甘いデーツや炭水化物が豊富なオートミールを多くしました。

しかし、いつも同じエナジーボールでは飽きてしまいます。


他のドライフルーツやナッツ類、粉類の組み合わせでもエナジーボールは栄養価が高く、非常食となるので、この組み合わせにこだわる必要はありません。


エナジーボールはとても滋養があるので、使っている食材はまったく違いますが、現代の兵糧丸とも言えます。


エナジーボールをカラフルにしてプレゼントに

エナジーボールの表面に粉類をまぶすことで、様々な色に変えることができます。

カラフルにして、バレンタインやホワイトデーに贈ったり、子どものご褒美にあげたりするのもおすすめです。


カラフルなエナジーボールの作り方

エナジーボール自体は、ここまでに紹介したものでも、オリジナルのものでもOKです。

コーティングの色と材料

  • レッド   :ラズベリーパウダー
  • ピンク   :ストベリーパウダー
  • イエロー:きな粉
  • グリーン:抹茶パウダー
  • ホワイト:ココナッツパウダー
  • ブラウン:ココアパウダー
  • パープル:紫芋パウダー

上記のような粉類を、エナジーボールの表面にまぶしてコーティングするだけです。

見た目が映えて、高級感も出てきます。


ぜひ、オシャレなエナジーボールを作って、大切な人へプレゼントしてみてください。


エナジーボールに関するQ&A

エナジーボールに関する質問をまとめました。


「エナジーボール」と「ブリスボール」の違いは?

「エナジーボール」と「ブリスボール」は、同じものです。

また、ブリスボール(Bliss Ball)には、「至福のボール」という意味があります。


エナジーボールは太らない?

砂糖不使用といっても、カロリーが高いナッツ類や糖質が多いドライフルーツを、エナジーボールは使用しています。

そのため、太るのではないかと不安に思う方もいるのではないでしょうか。


エナジーボールに、どれくらいのカロリーがあるのかシミュレーションしてみましょう。

【材料(直径3cm10個分)】

  • デーツ (40g)            :112kcal
  • プルーン(20g)    :  42kcal
  • アーモンド(60g)   :365kcal
  • オートミール(40g)  :140kcal
  • ココアパウダー (20g):  95kcal

            合計 :754kcal


10個で754kcalということは、1個当たり75.4kcalということになります。

素材や大きさにより変化はありますが、多くのエナジーボールは70〜90kcalくらいです。


たしかにカロリーは高めですが、どの食べ物も食べ過ぎれば太るのは同じです。

一方で、エナジーボールには、食物繊維やβ-カロテン、不飽和脂肪酸など、身体が必要とする成分が多く含まれています。


そのため、お菓子を食べるよりは健康に良いと言えるのです。

間食の目安は、1日200kcal程度なので、エナジーボールの1日の目安は、2〜3個ということになります。


特にダイエットをしている時は、食べ過ぎに注意しましょう。


エナジーボールはどれくらい日持ちするの?

エナジーボールは、冷蔵室で1週間程度、冷凍室では1ヶ月ほど保存できます。

ドライフルーツやナッツは、もともと日持ちする食べ物ですが、刻んで混ぜている状態なので作ったらなるべく早く食べるほうが良いでしょう。


エナジーボールはアレルギーがあっても大丈夫?

エナジーボールは、ナッツ類を使用しているので、ナッツアレルギーがある方は食べないようにしましょう。

自分で作るのなら、アレルギーのないドライフルーツと粉類だけで作れば、食べてもOKです。


果物アレルギーや粉物にアレルギーがあれば、同様の対応が可能ですが、不安な場合は食べないようにしましょう。

また、グルテンフリーの食材だけで作っていれば、グルテンアレルギーの方も食べられます。

 

グルテンフリーの効果

「グルテンフリー」のメリットは、グルテンアレルギーの方も食べられると言うことです。

そのため、ダイエットや美容などに特に効果があると言うことはありません。

 

エナジーボールはロースイーツ?

エナジーボールは加熱しないで作るため、ロースイーツと思われがちです。

ロースイーツ(ローフード)は、加熱しないか、48℃以下の温度で調理したスイーツをさします。


しかし、食材が48℃以上で加工されていれば、ロースイーツとは言えません。

ドライフルーツは乾燥方法により、48℃を超える場合があります。


そのため、ローフードと明記されているもの以外、ローフードかどうかの判断ができません。

また、ナッツも生以外は、48℃以上で処理されている可能性があります。


そのため、エナジーボールはローフードに近い製造方法をしていますが、使用する素材がローフードでない限り、ロースイーツとは言えないのです。


エナジーボールの材料なら砂糖不使用ドライフルーツ専門店「カジュベース」

エナジーボールを作るためには、砂糖不使用のドライフルーツと塩を添加していないナッツ類が必要です。

砂糖不使用ドライフルーツ専門店「カジュベース」なら、通販でいつでも好きな時にドライフルーツやナッツ類が購入できます。


【無添加・砂糖不使用】種抜きドライプルーン

 

カジュベースで扱っているプルーンは、カリフォルニア産のダジャン種です。

カジュベースのプルーンはひとつひとつ種を取り除き乾燥させており、砂糖を使用していません。

 

果肉はやわらかく、バランスの良い酸味と甘みが特徴です。

500g(税込1,680円)、800g(税込2,380円)の2つのサイズがあります。

 

「【無添加・砂糖不使用】種抜きドライプルーン」の購入はこちら


【無添加・砂糖不使用】種抜きデーツ デグレット・ノア種

カジュベースでは、チュニジア産のデグレット・ノア種の種抜きデーツを取り扱っています。

黒糖のようなコクと甘みがあり、エナジーボールを甘めにしたい場合におすすめのドライフルーツです。

 

甘いものが欲しいけれど砂糖は控えたいという方も、カジュベースのデーツは砂糖不使用でもとても甘いので、ぜひ試してみてください。

サイズは500g(税込1,280円)と800g(税込1,680円)の2つがあります。

 

「【無添加・砂糖不使用】種抜きデーツ デグレット・ノア種」の購入はこちら

 

【無添加・砂糖不使用・ノンオイル】トンプソンレーズン

トンプソン・シードレス種のブドウを天日干しにして作ったレーズンで、ドライフルーツにする前はマスカットのような明るい緑色でした。

皮も薄くて果肉がやわらかいため、風味の良いレーズンに仕上がっています。

 

砂糖をはじめ、添加物、オイルを使用しておらず、人工的な味が邪魔をしないので自然な味を楽しめます。

 500g(税込1,180円)と800g(税込1,480円)の2つのサイズがあります。

 

「【ノンオイル】トンプソンレーズン」の購入はこちら


【無添加・砂糖不使用】大粒ドライいちじく トルコ産

砂糖不使用に加えて着色料などの添加物も使用していない、完全無添加のドライいちじくです。

トルコ産いちじくを使用しており、つぶつぶの種による独特の食感が楽しめ、砂糖を添加していなくても甘さがしっかりとあります。

 

果皮や種もそのまま乾燥させており、食物繊維はもちろん、ポリフェノールやミネラルなどの栄養素が豊富です。

いちじくは「不老長寿の果実」や「不老不死の果物」などと呼ばれるほど、健康に良い成分が多く含まれており、美肌効果も期待できます。

 

500g(税込1,980円)、800g(税込2,580円)の2つのサイズがあります。

「【無添加・砂糖不使用】大粒ドライいちじく トルコ産」の購入はこちら

 

【無添加・無塩・ノンオイル】ローストアーモンド

カジュベースのローストアーモンドは、カリフォルニア産のアーモンドを使用しています。

カリフォルニア産のアーモンドは栄養価が高く、濃厚な風味と食感が特徴です。

 

アーモンドはローストすることで、色が濃くなり、香ばしさが増し、よりカリッとした食感になります。

また、ローストアーモンドには美肌に重要な、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンE、そしてミネラルが豊富に含まれています。


ロースとしてあるため、ローフードではありませんが、その分エナジーボールにした際も香ばしさを楽しめます。

500g(税込1,680円)と800g(税込2,380円)の2サイズがあります。


「【無添加・無塩・ノンオイル】ローストアーモンド」の購入はこちら

 

他にもカジュベースでは、今回レシピで紹介したクコの実クランベリー生クルミ生カシューナッツなども取り扱っています。

他にも、複数のドライフルーツをミックスした「ドライフルーツミックス」を数多く取りそろえていますし、3種類のナッツをミックスした「ミックスナッツ」も絶賛販売中です。


自由な発想で自分に合ったエナジーボールを作りましょう

エナジーボールはとても栄養価が高く、便秘改善や栄養補給、プレゼント、そして災害時の非常食など幅広く活用できるスイーツです。

フードプロセッサーと材料さえあれば、簡単に作れるのも魅力の1つと言えます。


ドライフルーツ、ナッツ類、粉類を、1:1:1ぐらいの割合でつくるのですが、それぞれの食材をかなり自由にアレンジ可能です。

そのため、自分の好きな食材を選ぶこともできますし、補給したい栄養素があれば、それが豊富な食材を使うこともできます。


エナジーボールは、自由に作って構わないスイーツなのです。

自分が、今食べたいと思っているエナジーボールを、ぜひ作ってみてください。






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