インカベリーは「ゴールデンベリー」とも呼ばれていますが、実はベリーの仲間ではなく食用ほおずき（西洋ほおずき）です。口に含むと最初にさわやかな酸っぱさが口に拡がり、次ぎに濃厚な甘さを感じます。

カジュベースのインカベリーはコロンビアの標高の高い地域で育てられ、無添加・砂糖不使用で乾燥させました。インカベリーは当地の民間薬として数百年も使われてきた歴史があり、現代では「スーパーフード」として話題になっています。 

ほおずきには毒があると聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。実際、日本のほおずきは観賞用で、その根にはアルカロイドという天然毒素があります。しかし、インカベリーは食用なので当然毒性はありません。むしろ食物繊維や抗酸化物質、そしてミネラルなど、健康や美容などに役立つ成分がとても多く含まれており、それがスーパーフードと呼ばれる理由です。

1. 整腸作用
2. むくみの解消
3. 骨粗しょう症の予防
4. 筋肉痛の予防
5. アンチエイジング
6. 冷え性の予防
7. 肩こりの予防
8. 便秘解消

◆食物繊維

腸内環境を整える手助けをしてくれます。腸内環境を整えることはお通じだけではなく、ダイエットや美容、アンチエイジングにも効果があります。特にインカベリーは含有量が多く、プルーンやブルーベリーの2倍以上、レーズンの5倍以上の食物繊維が含まれています。

◆カリウム

カリウムはすべての細胞に存在しており、あらゆる細胞の正常な活動を助けてくれます。体内のナトリウムを体外に排出する働きもするのですが、不足しやすいので塩分を取り過ぎている方におすすめです。また、長時間の立ち仕事やデスクワークなどによる、ふくらはぎや足首のむくみの解消にも効果を期待できます。

◆カルシウム

不足すると骨や歯が弱くなります。骨粗しょう症は高齢者の病と思われがちですが、カルシウム不足だと若くてもなる恐れがあるのです。また、カルシウム不足はイライラの原因となることも知られています。 

◆鉄分

鉄は赤血球の材料となるミネラルで、体内に取り込まれた酸素を全身に運ぶ役割をしています。不足すると貧血の原因となるだけでなく、思考力、学習能力、記憶力の低下にもつながるのです。逆に言えば、適切な鉄分を摂取することで、運動能力や学習能力の向上が期待できます。

◆βカロテン

ポリフェノールの一種。摂取するとビタミンAになり、皮膚や粘膜の健康を維持して抵抗力の上昇を助けます。さらに強い抗酸化作用もあり、老化や動脈硬化、シミやシワの原因となる活性酸素の除去を助けます。

◆イノシトール

筋肉や神経細胞に多く存在しており、脂肪肝や動脈硬化の予防、そして神経細胞の働きを助けるなど幅広い働きをする栄養素です。

「健康や美容、そしてダイエットも大事だけど、味も妥協したくない」と、考えている方にインカベリーはピッタリです。小腹が空いたときのおやつにもおすすめで、水分と一緒に食べればお腹の中でふくらんで腹持ちも良いですし、よく噛むことで満足感も得られます。小袋に入れて分けておけば、職場に持って行きやすいですし食べ過ぎも防げます。