便秘改善にはドライイチジクが最適?含まれる食物繊維とその効果を詳しく紹介!

便秘改善にはドライイチジクが最適?含まれる食物繊維とその効果を詳しく紹介!

2024.08.29

イチジク

ダイエット

便秘

便秘体質を治したい、そう思っている方は多いのではないでしょうか?

便秘は、お腹が張ったり痛かったりするだけでなく、肌荒れや肥満などの原因となる恐れもあります。

 

便秘の改善や予防にピッタリなのが、ドライいちじくです。

お薬で対処するのも1つの方法ですが、日々の食生活で改善する方が健康的ですし、美容やダイエットにも繋がります。

そのため、ありきたりですがバランスの良い食生活をすることが一番です。

 

しかし、バランスの良い食事でも、1日に必要な量を摂るのが難しい栄養素もあります。

その1つが、食物繊維です。

 

食物繊維の1日の摂取目標は、成人女性が18g、成人男性は21gとされています。

しかし、「国民健康・栄養調査結果」によると平均で1~3gほど足りないという結果が出ています。

 

足りない食物繊維を補い、便秘改善におすすめなのがドライいちじくです。

この記事では、便秘が引き起こす悪影響や食物繊維が便秘改善に及ぼす効果、そしてどうしてドライいちじくがおすすめなのかを詳しく解説します。

 

便秘で悩んでいる方は、ぜひご覧になってください。

 

【もくじ】

 

食物繊維不足は便秘の原因に

 

便秘になる原因の1つが食物繊維の摂取不足です。

食物繊維が不足すると腸内環境が悪化し、便秘になりやすくなります。

 

では、どれぐらい摂取する必要があるのかというと、2020年版の「日本人の食事摂取基準」では、1日の食物繊維の摂取目標を18~64歳の女性が18g以上、65歳以上は17g以上としています。

男性の場合、18~64歳が1日に摂取すべき食物繊維の目標は21g以上、65歳以上だと20g以上です。

 

17~21gくらいの食物繊維なら簡単に摂れそうに思えます。

しかし、食品に含まれる食物繊維の量は意外に少なく、なかなか思うように摂取できません。

では、どのような食べ物を食べれば食物繊維を補えるのでしょうか?

 

結論を言うと、足りない食物繊維を補えて、便秘改善におすすめなのはドライいちじくです。

ドライいちじくがおすすめの理由を解説する前に、まずは便秘による悪影響とはどんなものかを確認しておきましょう。

 

便秘による悪影響

便とは栄養を吸収し終えた食物の塊で、言わば老廃物です。

腸内に便が溜まってしまう状態が便秘で、なるべく早く体外に排出しないと、便は大腸内で腐敗が進みます。

 

その結果、腸内フローラの悪玉菌が増殖し、アンモニアなどの有害物質が発生します。

便秘になると、便が出口を塞いでしまうため有害物質を体外へ排出できません。

 

そのため、本来の出口ではない腸壁から浸透して血液の中に栄養素と一緒に取り込まれ、全身に広がってしまいます。

つまり、身体全体に有害物質が巡り、悪影響がでる恐れがあるのです。

 

では、便秘による悪影響は具体的にどのようなものなのでしょうか?

  

 

悪影響①お腹の張りや腹痛など

便秘の直接的な悪影響と言えば、お腹の張りや腹痛など、お腹への悪影響が最初に思い浮かぶのではないでしょうか。

お腹がパンパンに張り、おならが臭いなら便やガスが溜まっているサインです。

 

そのままにしておくと腹痛やお腹が鳴る、おならが出るなどの症状が現れ、さらに胃の働きも悪くなり、食欲が低下することもあります。

 

悪影響②肌荒れ

便秘は肌荒れの原因にもなります。

便秘により発生した有害物質は、血液に取り込まれ、皮膚の代謝を妨げる恐れがあるのです。

 

皮膚の代謝が悪くなると、肌が乾燥したり、ニキビや吹き出物ができたりする原因にもなります。

 

悪影響③体臭や口臭

便秘になると体臭や口臭がきつくなる場合があります。

これは、便秘により発生した有害物質が、血液中に溶けて全身に巡り、汗や皮脂と一緒に毛穴から体外へ出ようとするためです。

 

有害物質が毛穴から排出される際に、嫌なにおいが発生し、体臭がひどくなります。

また、呼吸によっても排出されるため、口臭の恐れもあるのです。

 

悪影響④むくみや肥満

便秘はむくみや肥満も引き起こします。

便秘により発生した血液中の有害物質を取り除くためには、エネルギーが必要です。

 

そのエネルギーに、肝臓で栄養素の代謝や吸収に使用する分を使ってしまい、基礎代謝が低下する恐れがあります。

基礎代謝の低下は、むくみや肥満の原因となるのです。

 

悪影響⑤免疫力の低下

便秘になると、免疫力が低下する恐れがあります。

ウイルスや病原菌などは、口や鼻から体内へ侵入することが多く、身体を守るために腸には免疫細胞の約70%が集まっており、「腸管免疫」と呼ばれています。

 

便秘になると、腸内の悪玉菌が増加して腸内環境が悪化

これが腸管免疫の機能を阻害し、それが免疫機能の低下に繋がります。

 

悪影響⑥疲れやすい

便秘が続くと、体調が悪くなり身体が重く感じて、疲れやすくなる場合があります。

疲れやすいと動くのが億劫になり、運動不足につながると、それが便秘をさらに悪化させる原因となるのです。

 

便秘による疲れやすさは、悪循環を生む恐れがあります。

 

このように、便秘になるとお腹の張りや腹痛以外にも、体中のあちこちに悪影響が現れる恐れがあります。

 

便秘改善には食物繊維が豊富なドライいちじくが最適

 

便秘になると様々な悪影響が身体に表れます。

その便秘になる原因の1つが、食物繊維の不足です。

 

 

15~19歳

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

男女平均

18.5g

16.0g

17.0g

17.1g

18.0g

20.2g

21.2g

18.9g

女性

17.0g

14.6g

15.9g

16.0g

16.8g

19.8g

20.5g

18.0g

男性

20.0g

17.5g

18.3g

18.3g

19.4g

20.6g

21.9g

20.3g

出典:令和元年国民健康・栄養調査結果の概要

 

「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、女性の50代以下が、男性では65歳未満が目標値を達成できていません。

つまり、「日本人の食事摂取基準」で18~64歳の1日の摂取目標とされている、女性18g以上、男性21g以上には1~3.5gほど足りないのです。

 

この不足分を補うのに最適なのが、食物繊維を豊富に含んでいるドライいちじくです。

どうしてドライいちじくがおすすめなのでしょうか。

 

食物繊維の含有量

食物繊維が豊富と言われる食品の食物繊維含有量を、ドライいちじくを含めて紹介します。

 

食品名

繊維量(100g当たりの数値)

イチジク(生)

1.9g

ドライいちじく

10.7g

糸引き納豆

9.5g

さつまいも(皮なし/生)

2.2g

さつまいも(蒸し切干)

8.2g

さといも(生)

2.3g

さといも(冷凍)

8.7g

ゴボウ(生)

5.7g

キャベツ(生)

1.8g

干ししいたけ

46.7g

干ししいたけ(茹で)

6.7g

乾燥わかめ

29.8g

乾燥わかめ(水戻し)

4.3g

プルーン(生)

1.9g

ドライプルーン

7.1g

マンゴー(生)

1.3g

ドライマンゴー

6.4g

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年

 

ドライいちじくがおすすめの理由

それでは、ドライいちじくが食物繊維の摂取におすすめの理由を紹介します。

 

 

おすすめ理由①食物繊維が豊富

上記の表より、食物繊維の含有量が1番多いのが干し椎茸で、2番目に多いのが乾燥わかめ、そして3番目がドライいちじくです。

干し椎茸や乾燥わかめに比べると、ドライいちじくは食物繊維の量は少ないですが、大きめのドライいちじく2個で4g程度の食物繊維を摂取できます。

 

干し椎茸は100g中に46.7gの食物繊維が含まれており、10.7gのドライいちじくの4倍以上。

同じく、乾燥わかめは29.8gとこちらは3倍近くあります。

 

この数値だけ見ると、干し椎茸や乾燥わかめのほうが食物繊維摂取に向いているように思えます。

しかし、干し椎茸や乾燥わかめは水で戻したり、茹でたりして食べるのが一般的です。

 

茹でた干し椎茸の食物繊維の量は6.7g、水で戻した乾燥わかめだと4.3gとなり、ドライいちじくの10.7gより含有量が少なくなります。

 

おすすめ理由②そのまま食べられる

ドライいちじくはそのまま食べられるので、おやつや食後のデザートとして簡単に摂ることが可能です。

そのため、小分けにして袋に入れて持ち運べば、職場などで休憩時間に食べることもできます。

 

つまり、手間がかからず続けやすいということです。

 

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の働き

 

不足しがちな食物繊維を補うにはドライいちじくが、手軽に食べることができるのでおすすめです。

しかし、どうして食物繊維が便秘の予防や便秘改善に役立つのでしょうか?

 

それは食物繊維の腸内での働きが大きく関わっています。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれており、それぞれ便秘や健康に大きな影響を与えます。

 

ドライいちじくに含まれる水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の含有量は以下の通りです。

 

ドライいちじくの食物繊維量(100g中)

 

水溶性食物繊維

不溶性食物繊維

食物繊維総量

ドライいちじく

3.4g

7.3g

10.7g

いちじく(生)

0.7g

1.2g

1.9g

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年

 

後ほど詳しく紹介しますが、ドライいちじくの水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の含有量は、ほぼ1:2で理想的な割合です。

それでは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の特徴を詳しく紹介します。

 

水溶性食物繊維は善玉菌を増やし消化吸収を穏やかにする

水溶性食物繊維はその名の通り水に溶けやすく、溶けるとゼリー状になるという特徴があります。

そして、以下のような効果を期待できるのです。

 

水溶性食物繊維に期待できる効果

  • 便を柔らかくして排便を促す
  • 腸内フローラの善玉菌のエサになる
  • 小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにすることで食後の血糖値の上昇を抑える
  • コレステロールを吸着して体外に排出することで血中のコレステロール値を低下させる
  • ナトリウムを排出することで高血圧を予防する

 

他にも、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化などの予防も期待できます。

 

水溶性食物繊維に期待できる効果の中で便秘に大きく関わるのが、便を軟らかくして排便を促す効果と腸内フローラの善玉菌のエサになることです。

 

腸内フローラとは

腸内フローラとは、腸内細菌が密集している状態のことです。

人間の腸内には、約1,000種類、数にして100兆から~1000兆個の細菌(腸内細菌)が生息しており、この状態が花畑(フローラ)のように品種ごとに並んでいることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

 

善玉菌・悪玉菌とは

善玉菌とは、身体に良い働きをする腸内細菌のことです。

悪玉菌は悪い働きをする腸内細菌で、さらに優勢なほうに味方する「日和見菌」が存在します。

 

健康な人の腸内では善玉菌が多く、日和見菌も善玉菌に味方して悪玉菌の増殖を抑え、有害物質を体外へ排出する手助けもします。

しかし、悪玉菌が善玉菌より多くなると、日和見菌は悪玉菌の手助けをして便秘や肌荒れなどの悪影響が現れるのです。

 

水溶性食物繊維が豊富な食品

ドライいちじく以外で水溶性食物繊維が豊富な食品の一部を紹介します。

  • 果物類:キウイフルーツ、バナナなど
  • 海藻類:昆布、ひじきなど
  • 野菜類:トマト、ピーマンなど
  • l根菜類:ニンジン、大根など
  • キノコ類:しいたけ、あらきくらげなど
  • 穀類:大麦、ライ麦など

 

水溶性食物繊維は便を柔らかくし、排泄しやすい状態にしてくれます。

しかし、水溶性食物繊維を摂り過ぎると便が柔らかくなりすぎて、今度は下痢や軟便を引き起こすので食べ過ぎには注意しましょう。

 

不溶性食物繊維は有害物質を吸収して排便を促す

不溶性食物繊維は水溶性食物繊維とは反対で、水に溶けにくく水分を吸収して便の容積をかさ増しします。

そのため大腸が刺激され排便しやすくなり、便秘改善を期待できます。

 

不溶性食物繊維の効果

  • 保水性が高く、胃や腸で水分を吸収して膨らみ、便の量を増やしたり腸を刺激したりして排便を促す
  • 体内の有害物質を吸着して、便と一緒に体外に排出し、発がん性リスクを軽減する
  • 不溶性食物繊維が大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増えて腸内環境が整えられる

 

不溶性食物繊維が豊富な食品

ドライいちじく以外で不溶性食物繊維が豊富な食品の一部を紹介します。

  • 穀類:玄米、ライ麦など
  • 根菜類:ごぼう、レンコンなど
  • 豆類:大豆、小豆など
  • キノコ類:えのき、しめじなど

 

不溶性食物繊維は、水溶性食物繊維よりも直接的に便秘の改善や予防に影響を与えます。

しかし、不溶性食物繊維を摂り過ぎると便が硬く大きくなって排便しづらくなり、返って便秘を悪化させるため、水溶性食物繊維とのバランスを取ることが大切です。

 

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は1:2の割合が理想的

食物繊維はバランス良く摂ることが大切ですが、どのような割合が良いのでしょう。

理想的と言われているのが、水溶性食物繊維1に対し不溶性食物繊維2の割合です。

 

そして、ドライいちじくの水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の含有量は、だいたい1:2となっています。

このこともドライいちじくが食物繊維を補うのにおすすめの理由です。

 

ドライいちじくには便の滑りをよくする脂質も含まれている

 

ドライいちじく100gには、脂質も1.1g含まれています

特にダイエット中の方は、脂質と聞くと「太る」というイメージを持ちがちですが、実は脂質は便秘の改善や予防に役立つ栄養素です。

 

脂質には脂肪酸が含まれており、この脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。

不飽和脂肪酸は、腸内の便の滑りを良くしたり、腸の動きを刺激したりして排便を促進してくれるのです。

 

不飽和脂肪酸は植物や魚の脂に含まれることが多く、当然、ドライいちじくにも含まれています。

この点からもドライいちじくは便秘の改善におすすめです。

 

ドライいちじくはおいしくて栄養価もバツグンですが、便秘の改善や予防のため基本とすべきはバランスの良い食生活です。

ドライいちじくは、それでも足りない栄養素を補うサポート食品として利用しましょう。

 

ドライいちじくには他にも身体に良い成分がいっぱい!

 

ドライいちじくに含まれる水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が、便秘の改善や予防に役立つことを紹介してきましたが、ドライいちじくには他にも身体に必要な成分がいくつも含まれています。

 

成分名

含有量(100g中)

エネルギー

272kcal

炭水化物

75.3g

糖質

64.6g

脂質

1.1g

カリウム

840mg

カルシウム

190mg

マグネシウム

67mg

ナイアシン

0.7mg

葉酸

10μg

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年

 

高血圧予防とむくみ解消を期待できる「カリウム」

ドライいちじく100gに含まれるカリウムは840mgで、かなり豊富です。

カリウムはナトリウムを体外に排出する働きをします。

 

また、長時間の立ち仕事やデスクワークなどによる、ふくらはぎや足首のむくみの解消にも効果が期待できます。

ただし、腎臓の機能が低下している方がカリウムを摂取しすぎると、高カリウム血症になる恐れがあるので注意が必要です。

 

骨粗しょう症とイライラを予防する「カルシウム」

ドライいちじく100gには190mgのカルシウムが含まれており、こちらもかなり多いです。

カルシウムが不足すると骨や歯が弱くなります。

 

骨粗しょう症は高齢者の病と思われがちですが、カルシウム不足だと若くてもなる恐れがあるのです。

また、カルシウム不足はイライラの原因となることも知られています。

 

心疾患や糖尿病の予防になる「マグネシウム」

マグネシウムは、体内の多くの部分で必要となる物質です。

高血圧や心疾患、糖尿病の予防、そして骨や歯の強さを保つ効果などがあるのではないかと考えられています。

 

不足すると皮膚炎や下痢の原因になる「ナイアシン」

ナイアシンとは、ニコチン酸、ニコチン酸アミドなどの総称です。

欠乏すると、皮膚炎、下痢などの原因となると考えられています。

 

不足すると貧血になる「葉酸」

葉酸はビタミンB12と共に赤血球を作る成分で、不足すると貧血になる恐れがあります。

体内で作れないため食物から摂取することが必要です。

 

また、葉酸というと女性に必要な栄養素と思われがちですが、体内で作られないため男性も不足すれば貧血になる恐れがあります。

 

このように、ドライいちじくは便秘の改善や予防に役立つ食物繊維だけではなく、身体に必要な栄養素がタップリと含まれています。

特にカリウムの含有量は高く、ナトリウムを体外に排出する働きをすることから、高血圧の方にもドライいちじくはおすすめです。

 

ドライいちじくの食べ過ぎには注意

 

ドライいちじくを食べる際の注意点は1つ、食べ過ぎないようにするということです。

ドライいちじくを食べ過ぎてはいけない理由は2つあります。

 

理由①ドライいちじくを食べ過ぎるとお腹をこわす恐れ

ドライいちじくには豊富に水溶性食物繊維が含まれており、水溶性食物繊維は便を軟らかくし便秘の改善を助けることは紹介しました。

しかし、水溶性食物繊維を摂り過ぎると腹痛を起こし、下痢になる恐れがあります。

 

ドライいちじくに限らず、成人の1日の摂取目標である、女性18g以上、男性21g以上を大幅に超える食物繊維の摂取は避けるようにしましょう。

 

理由②ドライいちじくを食べ過ぎるとカロリー過多になる恐れ

ドライいちじくに限ったことではありませんが、食べ過ぎるとカロリーの摂り過ぎになる恐れがあります。

ドライいちじくは100gで272kcalと、ドーナッツやクッキーなどのお菓子に比べて決してカロリーが高いとは言えません。

 

しかし、400g食べれば1,000kcalを超えますし、特にダイエットをしている方は1日2個程度に抑えておくのが良いでしょう。

 

ドライいちじくを食べる際の注意点を紹介しましたが、アレルギーなどない限り、ドライいちじくは量さえ守れば、便秘や美容にとても心強い味方となってくれます。

 

ドライいちじくの簡単アレンジレシピ

ドライいちじくの魅力の1つは、手を加えなくてもおいしく食べて食物繊維やカリウムなどの身体に必要な成分を補給できることです。

しかし、毎日食べているとどうしても飽きてしまいます。

 

そこで簡単にできるアレンジレシピを紹介するので、参考にしてみてください。

 

アレンジレシピ①善玉菌アップドライいちじくヨーグルト

 

プレーンヨーグルトに、カットしたドライいちじくとオリゴ糖を加えるだけの本当に簡単なレシピです。

ドライいちじくには、便秘に効果が期待できる水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く含まれているだけではなく、便の滑りをよくする脂質も含まれています。

 

そのドライいちじくに、腸内の善玉菌のエサになる乳酸菌を多く含むヨーグルトとオリゴ糖をミックスした、便秘改善や予防効果を重視したスペシャルデザートです。

 

用意するもの

  • ドライいちじく
  • プレーンヨーグルト(無糖)
  • オリゴ糖
  • お好みで他のドライフルーツ

 

ドライいちじくだけでは寂しいという方は、お好みで他のドライフルーツを加えてみてください。

 

作り方

  1. ドライいちじくを食べやすいサイズにカットする
  2. ボウルにドライいちじくとヨーグルト、オリゴ糖、さらに他のドライフルーツもあれば一緒に入れる
  3. ボウルに入れたドライいちじくやヨーグルトなどを混ぜる
  4. 器に盛り付ける

 

オリゴ糖は大量に摂取すするとお腹をこわす恐れがあるため、製品に記載されている適量を守ってください。

 

アレンジレシピ②ドライいちじくの入ったグリークヨーグルト

基本的には「善玉菌アップドライいちじくヨーグルト」と同じですが、完成するまで1日ほど時間がかかります。

「グリークヨーグルト」は韓国で人気のヨーグルトで、「ギリシャヨーグルト」や「水切りヨーグルト」と同じものです。

 

用意するもの

  • ドライいちじく
  • プレーンヨーグルト
  • お好みで他のドライフルーツ

 

今回はヨーグルトの容器を利用して、ドライいちじくを入れた状態でヨーグルトの水切りをします。

 

作り方

  1. ドライいちじくをカットする
  2. ヨーグルトの容器のフタを開け、ドライいちじくやお好みで他のドライフルーツを入れる
  3. ヨーグルトの容器にキッチンペーパーでフタをする。
  4. ボウルの上にザルを重ね、キッチンペーパーを下に向けてヨーグルトの容器を乗せる。
  5. 冷蔵庫に入れて1日ほど待つ
  6. 器に盛り付ける

 

参考動画

 

ヨーグルトにドライいちじくなどを入れるとき、ヨーグルトが溢れ出さないように量を調整してください。

完成すると、プルプル食感のドライいちじくを楽しめます。

 

ドライいちじくを購入するならカジュベース!

 

ドライいちじくは便秘の改善や予防だけではなく、高血圧の方にもおすすめです。

しかし、ドライいちじくを食べたくても、「近所で販売している店がない」「どこで買ったら良いか分からない」という方も居るのではないでしょうか。

 

そんな方は、砂糖不使用ドライフルーツの専門店「カジュベース」を、ぜひご覧になってください。

カジュベースではドライいちじく単品はもちろん、食べやすい大きさにカットして他のドライフルーツと混ぜた、ドライフルーツミックスも豊富に取りそろえています。

 

【無添加・砂糖不使用】大粒ドライいちじく トルコ産

 

 

カジュベースの「大粒ドライいちじく」は、砂糖不使用なだけではなく、無添加で着色料や防腐剤などの添加物を一切使用していません。

そのため、より安心して食べることができます。

 

このドライいちじくは、つぶつぶの種による独特の食感が楽しめ、砂糖を添加していなくてもしっかりとした甘さがあります。

果皮や種もそのまま乾燥させており、食物繊維はもちろん、ポリフェノールやミネラルなどの栄養素が豊富です。

 

カジュベースでは500g(税込1,980円)と800g(税込2,580円)の2つのサイズを用意しています。

「【無添加・砂糖不使用】大粒ドライいちじく トルコ産」の購入はこちら

 

ドライいちじくが含まれるミックス

 

カジュベースの「ドライフルーツミックス」は、ドライいちじくやマンゴーなど大きめのドライフルーツをカットして混ぜ合わせているため、ヨーグルトなどに入れるときはカットする手間が省けます。

また、種類も豊富なので飽きずに毎日続けやすいです。

 

【無添加・砂糖不使用】5種のドライフルーツミックス

「5種のドライフルーツミックス」は、砂糖不使用、無添加のドライフルーツのみをミックスしています。

5種類のドライフルーツそれぞれの個性が混ざり合い、より栄養バランスが良くなり効果的です。

 

ミックスしているドライフルーツは、いちじく、アプリコット(あんず)、マンゴー、トンプソンレーズン、サルタナレーズンです。

カジュベースでは、300g(税込1,780円)、500g(税込2,580円)、800g(税込3,680円)の3つのサイズを用意しています。

 

「【無添加・砂糖不使用】5種のドライフルーツミックス」の購入はこちら

 

【無添加・砂糖不使用】まろやか 3種のドライフルーツミックス

「まろやか 3種のドライフルーツミックス」も、砂糖不使用、無添加のドライフルーツのみでミックスしています。

まろやかな甘味が特徴で、そのまま食べることもできますし、ヨーグルトとの相性もバッチリです。

 

使用しているドライフルーツは、ドライいちじく、アプリコット、デーツ(ディグレット・ノア種)です。

カジュベースでは、500g(税込2,180円)と800g(税込3,180円)の2つのサイズを用意しています。

 

「【無添加・砂糖不使用】まろやか 3種のドライフルーツミックス」の購入はこちら

 

【無添加・無塩・砂糖不使用】 6種のトレイルミックス

「6種のトレイルミックス」は、登山やアウトドア時のエネルギー補給としてのおやつや、仕事中の間食などにオススメのミックスです。

砂糖不使用と無添加に加え、塩も使用していません。

 

使用しているのは、いちじく、クランベリー、トンプソンレーズン、アーモンド、クルミ、カシューナッツです。

カジュベースでは、500g(税込1,980円)と800g(税込2,980円)の2つのサイズつを用意しています。

 

「【無添加・無塩・砂糖不使用】 6種のトレイルミックス」の購入はこちら

 

ドライいちじくで食物繊維を補給して便秘改善を

今回、便秘の改善や予防には食物繊維が役立つこと、そして食物繊維の摂取にはドライいちじくがベストであることを紹介してきました。

 

ただし、便秘の改善や予防をドライいちじくだけに頼るのではなく、バランスの良い食生活を心がけることを忘れてはいけません。

それでも食物繊維は不足しがちなので、その分をドライいちじくで効率よく、さらにおいしくカバーしていきましょう。

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